はじめに
windowsでフリーのFTPソフトを使うを場合、FFFTPなどが便利ですが、Macは意外と選択肢が少ないです。
ロリポップやx-serverなどのレンタルウェブサーバーサービス(ウェブサーバーについてはこちらの記事)では、それぞれログインすると独自のFTPサービスがありますが、なんだか使いにくい。。。
そこでおすすめなのはこちら。
Cyberduck
もう少し詳しく紹介していきます。
Cyberduckとは
Cyberduck is a libre server and cloud storage browser for Mac and Windows with support for FTP, SFTP, WebDAV, Amazon S3, OpenStack Swift, Backblaze B2, Microsoft Azure & OneDrive, Google Drive and Dropbox.
訳すとしたら、
サイバーダックはMacやwindowsのFTPやSFTP、WebDAV、Amazon S3、OpenStack Swift、Backblaze B2、Microsoft Azure & OneDrive、Google Drive、Dropboxをサポートする自由なサーバー&クラウドストレージのブラウザーです。
といった感じでしょうか。
libreはスペイン語のようですが、作っているのはスイスだそうです。
ダウンロード
(*インストールしたときに起こったトラブルは自己責任でお願いします)
こちらのソフトはフリーでも使えますが、開発チームのために良かったらドネーションしてね、というスタンスのもの。
App Store経由だと有料です。
今回はフリーでちょうだい致します。
使い方
接続モード
さて、FTPと言っておりますが、セキュリティの気になる昨今は、FTPではなくて、FTPSモードやSFTPモードで接続した方がよいです。
FTPSとSFTPの違いについては下記のサイトで詳しく説明されていますので、参考にしてみてください。
一言で言うと、
FTP・・・暗号化せずそのまま送信(ファイル内容がもろばれ)
FTPS・・・SSL/TLSという方式:暗号化・認証
SFTP・・・SSHという方式:暗号化
という感じ。
そのため今回はFTPSで接続します。
実際に接続
Cyberduckを起動するとこんな感じ。
新規接続ボタンを押すと、接続情報を入力するウィンドウが出てきます。
FTPではなく、FTPーSSLを選択します。
接続先サーバー、ユーザーID、パスワードを入力。
接続先を入力するとURLに自動的にサーバーが表示されます。
ロリポップであれば、ユーザー設定>アカウント情報より、FTP接続情報があるので、サーバーに関しては「FTPSサーバー」を使用します。
入力情報が全てが正しければ、接続できます。
おわりに
FTPは普段はあまり使うことがありませんが、Wordpressの修正や設定ファイルを直接修正する必要があるときなど、使用することがありますよね。
Cyberduckもものすごく使いやすいソフトな訳ではないのですが、無料でしっかりとしたソフトだと思います。